【iPhoneは防水だから大丈夫?】雨に濡れて壊れるスマホが意外と多い理由
最近、雨の日が多いですね。
その影響なのか、X-STYLEでも最近、
「雨に濡れてから画面がつかなくなった」
「スマホを雨の中で使っていたら調子が悪くなった」
という相談が増えています。
そこでよく聞かれるのが、
「iPhoneって防水ですよね?」
という言葉です。
確かに、最近のiPhoneには防沫・耐水・防塵性能があります。
でも、修理をしている私からすると、
「防水だから大丈夫」と思いすぎない方がいいですよ。
今日は、そんなスマホの防水性能についてのお話です。

そもそも「IP68」って何?
スマホの仕様を見ると、
IP67
とか
IP68
という表示があります。
これは、防塵・防水性能を表す国際的な規格です。
簡単に言うと、
最初の数字が「ホコリなどに対する強さ」
後ろの数字が「水に対する強さ」
を表しています。
例えば「IP68」なら、
「6」が防塵性能、
「8」が耐水性能です。
iPhone 12以降の多くのモデルではIP68等級に対応していますが、モデルによって想定される水深などの条件は違います。例えばiPhone 16は、実験室の管理された条件で最大6m・30分のIP68試験に適合しています。
ただ、ここで一番大切なのは、
「IP68=どんな水濡れでも大丈夫」ではない
ということです。
防水性能は「ずっと新品のまま」ではありません
ここは意外と知られていません。
Appleも、防沫・耐水・防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があると案内しています。
例えば、
スマホを落としたことがある。
画面を割ったことがある。
修理したことがある。
長年使っている。
本体に少しゆがみがある。
こうしたスマホを、
「買ったときはIP68だったから大丈夫」
と考えるのは少し危険です。
スマホの防水性能は、ずっと同じ状態とは限らないんです。
「雨だから水没じゃない」と思っていませんか?
これも、お店でよくある話です。
「水の中に落としたわけじゃないんです。」
「雨に少し濡れただけです。」
そう言われることがあります。
でも、スマホにとっては、
雨も水です。
実際に、雨に濡れたあとに
「画面がつかない」
「勝手に再起動する」
「充電できない」
「カメラがおかしい」
といった症状が出ることがあります。
そして、内部に水分が入ってしまうと、あとから症状が出てくることもあります。
特に気をつけたいのが「充電」
雨に濡れたスマホで、すぐに充電するのは避けてください。
Appleも、iPhoneが濡れている場合は充電しないよう案内しています。
「バッテリーが少ないから、とりあえず充電しよう。」
これが一番やってしまいそうなことなんですよね。
雨に濡れたあと、
「なんとなく動いているから大丈夫」
と考えず、まず乾燥させることが大切です。
雨の日にスマホをよく使うなら「防水ケース」がおすすめ
私が個人的におすすめしたいのが、
防水性能のあるスマホケースを使うことです。
特に、
- 外で仕事をする
- 営業や配達などで外にいる時間が長い
- 雨の日でもスマホを使う
- アウトドアが好き
- 海やプールなどに持っていく
という方にはおすすめです。
スマホ本体の防水性能だけを頼りにするより、
もう一段、ケースで守ってあげる。
そのくらいの気持ちでいた方が安心だと思います。
もし雨に濡れてしまったら?
もしスマホを雨で濡らしてしまったら、
まずは無理に操作しない。
そして、
濡れた状態で充電しない。
これが大切です。
「画面がつかないから、充電すれば直るかも。」
と充電器を挿したくなる気持ちは分かります。
でも、そこで無理をすると状態を悪化させる可能性があります。
Appleも液体による損傷は通常の1年限定保証の対象外と案内しています。
まとめ
最近のiPhoneには、かなり高い防塵・耐水性能があります。
でも、
「防水だから絶対に壊れない」わけではありません。
特に、
- 落としたことがある
- 修理したことがある
- 長く使っている
- 雨の中で頻繁に使う
というスマホは、防水性能を過信しない方がいいと思います。
雨の日にスマホをよく使う方なら、防水ケースを使うのもおすすめです。
そして、
「雨に濡れてからスマホの調子がおかしい」
というときは、無理に使い続けたり充電したりせず、一度ご相談ください。
X-STYLEでは、iPhoneやAndroidスマホのトラブルについて、
「修理した方がいいのか」
「データは大丈夫なのか」
「買い替えた方がいいのか」
というところからご相談いただけます。
スマホは、壊れてからではなく「ちょっとおかしいかな?」くらいで相談してもらって大丈夫です。



