【パソコンが壊れる原因、第1位は○○ではありません。】
「落としてもいない。」
「水もこぼしていない。」
「昨日まで普通に使えていた。」
それなのに、朝パソコンの電源を入れると…
「電源が入らない。」
「えっ、なんで?」
お客様から、こんなお話を聞くことがあります。
もちろん、落下や水没が原因なら分かりやすいですよね。
でも実際には、
「何もしていないのに壊れた。」
と思われているパソコンも少なくありません。
修理店として毎日のようにパソコンを見ていると、
ある共通点が見えてきます。
しかも、その原因はほとんどの方が気付いていません。
「そんなことで?」
と思われるかもしれませんが、実はこれがパソコンの寿命を縮めてしまうこともあるんです。
その原因とは…。

熱は、静かにパソコンへ負担をかけています
「熱」と聞くと、真夏の炎天下や車の中を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、それも大きな原因の一つです。
しかし、修理店で見ていると、もっと身近な使い方でも熱がこもってしまうケースがたくさんあります。
ノートパソコンは、小さなボディの中にCPUやSSD、メモリ、バッテリーなど多くの電子部品が詰め込まれています。
これらは使っているだけでも熱を発生させます。
その熱を逃がすためにファンが回り、排気口から熱を外へ逃がしています。
ところが、その排熱がうまくできなくなると、部品は少しずつ負担を受け続けることになります。
一日で壊れるわけではありません。
でも、その積み重ねが数年後の故障につながることは決して珍しくありません。
修理店でよく見る「熱がこもる使い方」
意外と多いのが、ソファや布団の上でノートパソコンを使っているケースです。
柔らかい場所では吸気口や排気口がふさがれやすく、内部に熱がたまりやすくなります。
また、排気口にホコリがたまっているパソコンも少なくありません。
ファンは一生懸命回っているのに、ホコリが壁のようになって熱を逃がせないことがあります。
そして、この時期に特に気を付けたいのが車の中です。
夏の車内は短時間で非常に高温になります。
「少しだけだから。」
そのつもりで置いたパソコンが、高温にさらされてしまうこともあります。
ファンの音が大きくなっていませんか?
最近、
「前よりファンの音が気になる。」
そんなことはありませんか?
ファンが回ること自体は正常です。
でも、
以前より大きな音がする。
ずっと回り続けている。
本体が触れないくらい熱い。
そんな状態なら、パソコンが一生懸命熱を逃がそうとしているサインかもしれません。
「まだ使える」と「負担がかかっていない」は違います
パソコンは熱に強いように設計されています。
だから、多少熱くなってもすぐ壊れるわけではありません。
でも、
「まだ動いているから大丈夫。」
と考えているうちに、部品へ負担が蓄積してしまうことがあります。
だから私は、お客様にも
「壊れてから」ではなく、「少し気になった時」に相談してくださいとお伝えしています。
簡単な掃除だけで改善することもありますし、点検してみると安心できることもあります。
最後に
パソコンは毎日使うものだからこそ、大切なのは「壊れてから修理すること」ではなく、「壊れにくい使い方を知ること」だと思っています。
熱は目に見えません。
だからこそ気付きにくく、知らないうちにパソコンへ負担をかけてしまいます。
もし最近、
「本体が熱いな。」
「ファンの音が大きいな。」
そう感じることがあれば、一度使い方を見直してみてください。
ほんの少し意識するだけで、大切なパソコンをより長く、快適に使えるようになるかもしれません。
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