【中古スマホが急に圏外?】IMEIで見る残債の危ないサイン
店頭でスマホの買い替え相談を受けていたときの話です。

60代のお客様が、フリマに出ていたiPhoneの画面を見せてくださいました。
「安いんですけど、これ大丈夫ですかね」というご相談でした。
写真はきれい。説明文も普通。価格は相場より少し安め。
ただ、私はそこで手が止まりました。
IMEIの記載がなかったんです。
見た目では分からない残債の問題があります
中古スマホで怖いのは、画面の傷だけではありません。
前の持ち主の分割払い、つまり残債が残ったまま中古市場に出ている端末が実際にあります。
スマホは本体だけを見ると、普通に使えそうに見えます。
電源も入る。カメラも動く。Wi-Fiもつながる。
でも、支払い状況は写真には写りません。
中古スマホは、きれいな写真だけでは判断できません。
ここを知らずに買ってしまうと、後から急に圏外になることがあります。
ネットワーク利用制限は何を制限するのか
ネットワーク利用制限というのは、通信会社がその端末に対して回線利用を止める仕組みです。
たとえば、分割払いで買ったスマホの支払いが途中で止まった場合などに、通信会社側で制限がかかる場合があります。
制限がかかると、SIMを入れてもモバイル通信が使えません。
電話回線での通話やデータ通信ができず、画面には圏外や通信不可のような状態が出ます。
Wi-Fiでは使えることもありますが、それは家やお店の無線につながっているだけです。
外で普通のスマホとして使えるかとは、別の話なんですよね。
Wi-Fiで使えるから安全、とは言い切れません。
この状態になった端末を、いわゆる赤ロムと呼びます。
IMEIで○△×を確認します
IMEIは、スマホ1台ごとに付いている個体番号です。
人でいう身分証番号に近いもの、とお伝えすることが多いです。
iPhoneなら、設定アプリから確認できます。
設定。
一般。
情報。
IMEI。
Androidも、設定の中の端末情報やデバイス情報から見られる機種が多いです。
購入前なら、出品ページにIMEIが載っているかを見ます。
その番号を使って、各通信会社のネットワーク利用制限の確認ページで判定を見ます。
○は、支払い面の心配が少ない状態。
△は、分割払い中などで今後変わる可能性がある状態。
×は、すでに利用制限がかかっている状態。
私がお客様に中古スマホを見るとき、最初に気にするのはここです。
△判定と赤ロム保証は、別々に考えます
ここは私の意見です。
初心者のお客様には、△判定の中古スマホはすすめにくいです。
今は使えていても、前の持ち主の支払いが止まれば、あとで×に変わる可能性があるからです。
販売店によっては赤ロム保証があります。
赤ロムになったときに交換や返金の対応をする、という保証ですね。
ただ、保証があっても、突然圏外になるリスクそのものが消えるわけではありません。
出先で電話が必要なとき。
仕事の連絡を待っているとき。
家族との連絡に使っているとき。
その瞬間に通信できないのは、かなり困ります。
保証があることと、安心して使えることは同じではありません。
フリマや個人売買だと、判定が変わった後の対応がはっきりしないケースもあります。
出品者の方に悪気がない場合もありますが、買う側からすると確認できないまま進むのは怖いです。
X-STYLEでは残債なしの端末だけを扱っています
X-STYLEで扱う中古スマホは、残債なしの端末に絞っています。
見た目のきれいさだけでなく、支払い状況やネットワーク利用制限の判定も見ます。
安い端末には、安い理由があることが多いです。
バッテリーが弱い。
傷がある。
付属品がない。
残債がある。
理由が分かっていて選ぶのと、知らずに買うのでは全然違います。
あの日のお客様も、画面を閉じながら「買う前に聞いてよかったです」とおっしゃっていました。
中古スマホを見るとき、私は今でも傷より先にIMEIを探します。もう、完全にクセですね。
パソコン・スマホのことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。



