【そのパソコン、本当にそんなに高性能じゃないとダメですか?】パソコン屋の私が「それ、必要ないですよ」と言う理由

昨日、パソコンのお見積もりの相談がありました。

用途を聞いてみると、

  • WordやExcelなどのOffice
  • インターネット
  • Zoom

といった、一般的な事務作業が中心です。

ところが、

「Intel Core Ultra 7あたりで見積もりをお願いします。」

と言われました。

私は思わず、

「いや、それは必要ないですよ!」

と思っちゃいました(笑)。

もちろん、Core Ultra 7が悪いわけではありません。

むしろ、高性能なCPUです。

ただ、

その使い方に、本当にそこまでの性能が必要なのか?

というのが、今日お話ししたいことです。


そもそも「Core Ultra 7」って何?

ここ数年、パソコンのCPUの名前が少し分かりにくくなりました。

以前は、

Core i3
Core i5
Core i7
Core i9

という名前が一般的でした。

ところがIntelは新しいブランドとして「Core Ultra」を登場させ、現在はCore Ultra 5、Core Ultra 7、Core Ultra 9などのシリーズになっています。

簡単に言えば、Core UltraはIntelの新しい世代の高性能CPUブランドです。

その中でも、

Ultra 5 → Ultra 7 → Ultra 9

と、数字が上がるほど上位クラスになります。

さらにCore Ultraには、従来のCPUだけではなく、AI処理を担当するNPU(Neural Processing Unit)が搭載されています。これによって、対応するAI処理を効率よく行えるようになっています。

つまり、

「Core Ultra 7=かなり新しくて高性能なCPU」

と考えてもらっていいと思います。

だからこそ、

「そんなに高性能なもの、本当に必要ですか?」

という話になるわけです。


Office・ネット・ZoomならUltra 7が必要?

今回のお客様の用途は、

WordやExcelを使う。

インターネットを見る。

Zoomで打ち合わせをする。

というものでした。

もちろんCore Ultra 7でも、これらの作業は快適にできます。

でも、

「できる」と「そこまでの性能が必要」は別の話です。

例えば、最近のCore 5クラスなどでも、一般的な事務作業には十分対応できるものがあります。

もちろん、CPUだけでパソコンの快適さが決まるわけではありません。

メモリ、SSD、パソコン全体の構成も重要です。

だから私は、お客様から

「Ultra 7でお願いします。」

と言われたときでも、

「その使い方なら、本当にUltra 7が必要なのか?」

を一度考えます。


「せっかく買うなら高性能」は本当に正解?

パソコンを買うとき、

「せっかく買うなら、できるだけ良いものを。」

と思う気持ちはよく分かります。

でも、使わない性能にお金をかける必要はありません。

例えば、車を買うときに、

「近所の買い物と通勤が中心だけど、とりあえず一番高いグレードにしよう。」

とは限りませんよね。

パソコンも同じです。

大切なのは、性能の高さではなく、その人の使い方に合っているかどうか。

私はそう考えています。


では、Ultra 7が必要なのはどんな人?

もちろん、Ultra 7をおすすめするケースもあります。

例えば、

  • 動画編集をする
  • 本格的な画像編集をする
  • 重いソフトを使う
  • 大量のデータを処理する
  • AIを使った処理を頻繁に行う
  • 高負荷な作業を長時間行う

といった使い方です。

こういう方なら、高性能なCPUを選ぶ意味があります。(もちろん高額になりますけどね。。)

つまり、

「Ultra 7だから良い」ではなく、「Ultra 7が必要な使い方なのか?」

ということです。


私がパソコンを販売するとき、一番最初に聞くこと

お客様から、

「おすすめのパソコンありますか?」

と聞かれたら、私はまず、

「何に使いますか?」

と聞きます。

Officeですか?

ネットですか?

Zoomですか?

持ち運びますか?

動画編集ですか?

ゲームですか?

AIを使いますか?

ここが分からないと、本当に合うパソコンは選べません。

逆に用途が分かれば、

「それなら、そこまで高性能なものはいりませんよ。」

とお伝えできることがあります。


高性能なCPUより、他にお金をかけた方がいい場合もあります

例えば事務作業が中心なら、CPUをUltra 7にするより、

SSDの容量を増やす。

メモリを十分な容量にする。

画面の大きくて見やすいパソコンを選ぶ。

といったところに予算を使った方が、実際の使いやすさにつながることもあります。

パソコンは、CPUだけでできているわけではありません。

全体のバランスが大切です。


パソコン屋だからこそ「それ、必要ないですよ」と言いたい

私はパソコンを販売しています。

ですから、単純に考えれば、高性能で高価格なパソコンをおすすめした方がいいのかもしれません。

でも、それではお客様のためになりません。

今回のように、

「Ultra 7で見積もりを。」

と言われても、

「その使い方なら、そこまで必要ないですよ。」

と私は普通に言います。

むしろ、

「もっと安くても十分ですよ。」

と言えることも、パソコン屋の仕事だと思っています。


これからは「高性能」より「自分に合っているか」

パソコンの性能は、どんどん上がっています。

Core Ultraのように、AI処理まで考えた新しいCPUも登場しています。

これからAIを本格的に使う人が増えれば、高性能なCPUが活躍する場面も増えていくと思います。

でも、

誰にでも最高性能のパソコンが必要なわけではありません。

OfficeとネットとZoomが中心なら、そこに必要な性能を考えればいい。

動画編集をするなら、それに合わせればいい。

AIを本格的に使うなら、そこで初めてAI性能も考えればいい。

私は、その順番でパソコンを選ぶのがいいと思っています。


まとめ

Core Ultra 7は、Intelの新しいCore Ultraシリーズの上位クラスにあたる高性能なCPUです。

AI処理を意識したNPUも搭載されており、これからのAI時代を考えたパソコンとして魅力のあるCPUです。

ただ、

高性能だから、誰にとっても必要というわけではありません。

Office、インターネット、Zoomが中心なら、もっと価格を抑えたパソコンでも十分な場合があります。

だからX-STYLEでは、パソコンを選ぶときにまず、

「何に使いますか?」

とお聞きします。

その使い方に必要な性能を考えて、

「これはUltra 7がいいですね。」

「これなら11世代のi5で十分ですよ。」

「そこまでの性能はいりませんよ。」

と正直にお伝えします。

高いパソコンを買うことより、自分に合ったパソコンを買うこと。

これが一番大切だと思っています。

「自分にはどのくらいの性能が必要なのか分からない。」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

X-STYLEでは、実際の使い方をお聞きしたうえで、必要な性能のパソコンをご提案しています。

👉 https://x-style.ne.jp/