【Full HDと4K、何が違う?】「画面がきれい」だけじゃない、パソコンモニターの豆知識

パソコンを買うとき、

「Full HDって書いてあるけど、何のこと?」

「4Kのほうがきれいなんですよね?」

「144Hzって何?」

と聞かれることがあります。

モニターのスペックって、実は数字がいっぱい書いてあって分かりにくいんですよね。

でも、仕組みを知ってしまうと意外と簡単です。

今日はパソコン屋の河野が、モニターを見るときに知っておくとちょっと面白い数字を紹介します。

そもそも「解像度」って何?

まずは一番基本の「解像度」です。

簡単に言えば、画面の中に何個の点が並んでいるかです。

例えばFull HDなら、

1920×1080

です。

つまり横に1920個、縦に1080個の点があります。

計算すると、約207万画素です。

一方、4Kは一般的なパソコンモニターでは、

3840×2160

約829万画素。

なんとFull HDの4倍あります。(turn0search0)(turn0search11)

数字だけ見ると、かなり違いますよね。

HD、Full HD、2K、4Kを並べるとこうなる

ざっくり並べると、

HD 1280×720

Full HD 1920×1080

2K・QHD 2560×1440

4K 3840×2160

という感じです。

ただし、ここで少しややこしいのが「2K」です。

パソコンモニターで「2K」と呼ばれているものは、一般的には2560×1440のQHDを指すことが多いです。

一方、映画などで使われるDCI 2Kは2048×1080なので、厳密には同じものではありません。

モニターを探しているときは、「2K」という名前だけでなく、実際の解像度を見るのがおすすめです。

4Kなら、何でもきれいになる?

ここがちょっと面白いところです。

「4Kだから絶対にきれい!」

というわけでもありません。

例えば15.6インチのノートパソコンで4Kにすると、非常に細かい表示になります。

逆に27インチの大きなモニターでFull HDにすると、同じFull HDでも画面の点が大きくなるので、文字や画像が粗く感じることがあります。

つまり、

解像度だけでなく、画面の大きさとの組み合わせが大切

なんです。

同じ1920×1080でも、15.6インチと27インチでは見え方が違います。

このあたりは、中古パソコンを選ぶときにも結構重要です。

「144Hz」って何?

最近のモニターには、

「60Hz」

「120Hz」

「144Hz」

「165Hz」

などと書いてあります。

これはリフレッシュレートといって、画面を1秒間に何回更新するかを表しています。

60Hzなら1秒間に60回。

144Hzなら1秒間に144回更新します。(turn0search5)

数字が大きいほど、マウスを動かしたときや画面をスクロールしたときに、動きが滑らかに見えやすくなります。

特にゲームでは重要です。

ただ、普通にWordやExcelを使ったり、ネットを見たりするだけなら、60Hzでも十分使えます。

「144Hzだからパソコンの処理速度が2倍になる」という意味ではありません。

ここは勘違いしやすいところです。

「応答速度」はHzとは別物

モニターには、

「1ms」「5ms」

などと書かれていることもあります。

これはリフレッシュレートとは別で、画面の色が変化するまでの時間を表すものです。

こちらは基本的に数字が小さいほど速いと考えます。(turn0search6)

144Hzと1ms。

どちらも「速そう」に見えますが、意味はまったく違います。

モニターのスペックって、こういうところがちょっとややこしいんですよね。

実は「4Kなのに文字が小さい」ということもある

4Kモニターを買ったお客様から、

「文字が小さすぎるんだけど……」

と相談されることがあります。

これは故障ではありません。

4Kは画面の中に非常にたくさんの点があるため、同じサイズの画面なら、文字やアイコンを細かく表示できます。

Windowsには**「拡大縮小」**という設定があり、解像度を保ったまま文字やアイコンを大きくできます。(turn0search5)

なので、

「4K=文字が小さくて使いにくい」ではありません。

設定次第で見やすくできます。

モニター選びでは「解像度」以外も大事

モニターのスペック表を見ると、まだまだいろいろあります。

例えば「IPS」「VA」「OLED」など。

これは画面の表示方式の違いです。

また、

明るさ

色の鮮やかさ

HDR対応

画面の反射が少ないか

なども、実際の使い心地に関係します。

だから私は、お客様にモニターを選んでもらうとき、

「4Kだからこれが一番いいですよ」

とはあまり言いません。

何に使うのかで、必要なスペックが変わるからです。

私なら、普通の仕事ならここを見ます

例えば、

Word、Excel、メール、ネット、YouTubeなどが中心なら、

Full HD~QHD、60Hz以上

くらいでも十分使いやすいです。

写真や動画をきれいに見たい、広い作業スペースが欲しいという人なら、QHDや4Kが候補になります。

ゲームをするなら、解像度だけでなく高リフレッシュレートや応答速度も重要になります。

つまり、

高ければいい、数字が大きければいい、というわけではありません。

ここはパソコン本体選びと同じですね。

モニターって、意外と奥が深い

「Full HD」

「4K」

「144Hz」

「1ms」

最初は何のことか分からない数字でも、意味が分かると結構面白いですよね。

ちなみに私は、パソコンを販売しているとき、

「このパソコン、画面がきれいですか?」

と聞かれたら、解像度だけでは判断しません。

画面の大きさ、解像度、表示方式、明るさ、そして実際に何に使うのか。

そこまで考えて、初めて「見やすいパソコン」になると思っています。

パソコンって、スペック表だけ見ていると難しそうですが、こういうところを知っていくと結構面白いんですよね。

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