【パソコンが勝手に仕事をする?】Microsoftが進める「AIエージェント時代」のWindows

最近のAIを見ていると、

「パソコンって、これからどうなるんだろう?」

と思うことがあります。

今までは、私たちがパソコンを操作していました。

マウスを動かして、ファイルを開いて、文章を書いて、必要なものを検索する。

ところが、どうもこれからは少し違ってきそうです。

先日Microsoftが発表した内容を見て、

「いよいよパソコン自身が仕事をする時代が来るのかな」

と思いました。


AIに「これやっておいて」と頼む時代

今回Microsoftが発表したのは、WindowsをAIエージェントが仕事をするための場所にしていくという考え方です。

AIエージェントというのは、簡単に言えば、

「質問に答えるAI」ではなく、「頼んだ仕事を実際に進めてくれるAI」

です。

例えば、

「このフォルダーの資料をまとめて」

と頼んだら、AIがパソコンの中のファイルを確認して、整理してくれる。

「この資料を使って報告書を作って」

と頼めば、必要なファイルを探して、内容をまとめる。

今までは私たちが一つ一つ操作していたことを、AIが代わりにやってくれるわけです。

Microsoftは10月7日の発表で、Copilotがユーザーの許可を得てパソコン内の情報を使い、実際にWindows上で操作できるようにする方向を示しています。(blogs.windows.com)

これ、便利ですよね。

でも私は同時に、

「ちょっと怖いな」

とも思いました。


AIにパソコンを触らせるなら、安全性も必要

だって、AIがパソコンを操作するということは、

ファイルを見る。

ファイルを作る。

場合によってはネットワークにもアクセスする。

ということです。

もしAIが間違ったことをしたらどうするのか。

ここはかなり重要ですよね。

そこでMicrosoftは今回、Microsoft Execution Containersという仕組みを一般提供しました。

簡単に言えば、

「AIが何でも自由に触れないように、できることを制限する仕組み」

です。

どのファイルにアクセスできるのか。

どのネットワークを使えるのか。

AIが何をしたのか。

そういったことを管理できるようにしています。(blogs.windows.com)

AIがパソコンを使うようになるからこそ、

「AIにどこまでやらせるのか」

も重要になってくるわけです。


そして、パソコンそのものも変わってきた

もう一つ面白かったのが、新しいパソコンです。

Microsoftは今回、Surface Laptop Ultraを発表しました。

最大128GBのメモリを搭載し、1200億パラメータを超えるAIモデルをパソコンの中で動かせるとしています。(blogs.windows.com)

「1200億パラメータ」と言われても、正直よく分かりませんよね(笑)。

私も数字だけ見てもピンときません。

でも大事なのは、

AIをクラウドに送らなくても、パソコン自身がかなり大きなAIを動かせるようになってきた

ということです。

Microsoftは今回の考え方を「ハイブリッド・インテリジェンス」と呼んでいます。

パソコンの中でできることはパソコンでやって、必要なときはクラウドのAIを使う。

そんな使い分けです。(blogs.windows.com)


これからのパソコンは「道具」じゃなくなる?

私はここが一番面白いと思っています。

今までのパソコンは、

人間が操作する道具

でした。

でもこれからは、

人間が仕事を頼む相棒

になっていくのかもしれません。

「この資料を整理して」

「メールの内容をまとめて」

「このデータからグラフを作って」

「この問題が起きている原因を調べて」

そんなことをパソコンに頼む。

そして、AIがパソコンの中で実際に作業する。

そうなると、パソコンを選ぶ基準も少し変わってくるかもしれません。

今までは、

「CPUは何?」

「メモリは何GB?」

「SSDは何GB?」

という話が中心でした。

これからは、

「このパソコンは、AIにどこまで仕事をさせられるの?」

という質問が増えてくるかもしれません。


パソコン屋としては、ちょっと楽しみです

私はパソコンを販売したり修理したりしていますが、こういう変化は面白いなと思います。

昔は、

「パソコンを使えるようになりましょう」

という時代でした。

そのうち、

「スマホを使えるようになりましょう」

になった。

そして今度は、

「AIに仕事を頼めるようになりましょう」

という時代になるのかもしれません。

パソコンを操作することが目的ではなく、

「何をしてほしいのか」をAIに伝えることが仕事になる。

そう考えると、パソコンの形は変わっても、まだまだ面白い世界が続きそうです。

私としては、

「パソコンが勝手に仕事をしてくれるなら、どこまで任せられるんだろう?」

というところが、これから気になります。

便利になるのは間違いなさそうですが……

やっぱり最初は、ちゃんと横で見ていたいですね(笑)。

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